療法士業界のノルマ

療法士が所属する病院は、日に18単位のノルマが課せられることが多い。しかし現実は患者の検査や診察、整容、療法士が参加しなければならないカンファレンスなどで達成できないことが多い。


それに対しマネージャーは毎日少しずつ不足分を補え(つまり18単位以上取って来い)と指示するが、そもそも療法士自身の都合で不足したわけではなく、指示される筋合いはないはずだ。むしろ不足分は組織が補填するべきである。


ノルマの元凶は医療保険制度だと考える。医療保険があることで、単位を稼ぐという悪習がまかりとおってしまい、患者の利益にも、療法士の利益にもならない。

そこで自由診療にすれば、星の数ほどある金儲け組織やマネージャーは淘汰され、本当に必要な技術をもった組織が生き残っていくだろう。